この記事の結論
1. 支払い方法は口座振替・クレジットカード・払込票(コンビニ・振込用紙)・スマホ決済の4つ。使える方法は会社ごとに違います。
2. 払込票だけ、会社によって毎月または1通ごとに発行手数料がかかります。口座振替とクレジットカードは、確認できた会社ではどこも無料です。
3. クレジットカードのポイント還元は会社によって0.5〜6%。多くの会社では口座振替でも同じだけ付きますが、楽天でんきだけはカード払いでないとポイントが0円になります。
金額だけで比べるなら、口座振替かクレジットカードのほうが有利です。
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支払い方法を見直すのと合わせて、プランそのものを比べるなら比較ページです。店舗・事業所の方は低圧の比較へ。
電気代の支払い方法には、口座振替・クレジットカード・払込票(コンビニ払い・振込用紙)・スマホ決済があります。 どれを選べるかは契約する電力会社しだいで、会社によっては口座振替や払込票そのものを用意していません。
エネチェックは電力会社ではない、電気料金の比較サイトです。数字は各社の約款や重要事項説明書を編集部が開いて確かめ、取得元つきで登録しています(編集方針)。
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電気代の支払い方法にはどんな種類がありますか?
口座振替・クレジットカード・払込票(コンビニ払い・振込用紙)・スマホ決済の4つです。会社によって使えない方法があります。

出典:東京電力エナジーパートナー・PinT・TGオクトパスエナジーの各公式資料(2026-09-26確認)
- 口座振替:指定した銀行口座から毎月自動で引き落とされる方法。手数料はかかりません
- クレジットカード:会社が指定するカード会社と契約し、毎月立て替えて支払う方法。手数料はかかりません
- 払込票(コンビニ払い・振込用紙):会社が発行する用紙でコンビニや金融機関の窓口で支払う方法。会社によっては発行手数料がかかります
- スマホ決済:対応する会社はまだ少数です。PinTでんきは「SMSスマート決済(電子マネー等)」に対応しています
支払い方法を変えたいときは、契約している電力会社のマイページか電話で申し込みます。手続きの詳しい流れは会社ごとに違うので、契約先の公式サイトで確認してください。
東京電力の従量電灯Bなど大手電力の規制料金では、約款で口座振替・払込・クレジットカードの3方法を定めていますが、方法によって料金が変わるとは書かれていません(2026年4月1日実施の約款で確認)。 新電力では、会社ごとに用意する方法が違います。
TGオクトパスエナジーはクレジットカード・口座振替・コンビニ払いの3つに対応していますが、コンビニ払いはセブンイレブンを除くと案内しています。 一方で、Looopでんきの市場連動型プラン「スマートタイムONE」は、特定商取引法に基づく表記でクレジットカード払いだけと定めています。 ニチガスの「でガ割でんき」も、支払い方法を口座振替またはクレジットカード支払いのみに限っています。
自分の契約でどの方法が使えるかは、申し込み前に各社の公式サイトか重要事項説明書で確認してください。
口座振替割引はいくらですか?
東京電力の現在の約款には、口座振替にした場合の割引の定めはありません。差が付くのは、払込票を選んだときの発行手数料のほうです。
「口座振替にすると電気代が安くなる」という割引は、少なくとも東京電力の2026年4月1日実施の特定小売供給約款には出てきません。 約款の「28 料金その他の支払方法」は、口座振替・払込・クレジットカード立替の3つを並べているだけで、方法によって金額が変わるとは書かれていません。
実際に差が付くのは逆側で、払込票を選んだときに発行手数料をとる会社があります。

出典:各社の重要事項説明書・供給条件(2026-09-26確認)
- PinTでんき:払込票払いは各月のご請求につき300円(税込)の発行手数料。毎月かかるとすれば年3,600円。お支払いの遅延や紛失などによる再発行は別途385円(税込)
- コスモでんき:払込票を発行する場合、1通につき345円(税抜)の実費相当の手数料。毎月かかるとすれば年4,140円
- CDエナジーダイレクト:払込用紙を発行した場合、原則として1通220円の手数料。毎月かかるとすれば年2,640円
年間の金額は、毎月1通発行される場合の当サイトの計算です。検針の周期によっては変わります。 この3社は、口座振替・クレジットカードなら手数料はかかりません。 「口座振替割引」という名前の割引ではなく、「払込票だけ手数料がかかる」という形で、実質的に口座振替とクレジットカードのほうが有利になっています。
すべての会社を確認できたわけではありません。契約前に、自分が使う会社の重要事項説明書で払込票の扱いを確認してください。
クレジットカードのポイントと口座振替はどちらが得ですか?
この記事で確認した4社のうち3社(ENEOSでんき・CDエナジーダイレクト・ドコモでんき)は、口座振替でもクレジットカードでも、ポイントは同じだけ付きます。差が付くのは楽天でんきのように「ポイントはカード払いだけ」と決めている会社です。
口座振替とクレジットカードは、どちらも手数料がかからない点は同じです。 違いがあるとすれば、ポイントが支払い方法で変わるかどうかです。
| 会社 | 還元の中身 | 支払い方法で変わるか |
| 楽天でんき | 電気料金200円につき1ポイント(0.5%)。楽天カード払いなら、カード側で別に100円につき1ポイント(1%)が上乗せ。合計1.5% | 変わる。ポイントの進呈はクレジットカード払いに限られ、口座振替・コンビニ払込用紙は対象外 |
| ENEOSでんき | 電気料金200円(税抜)につきVポイント1ポイント(0.5%) | 変わらない。口座振替でもクレジットカードでも付与される(付与タイミングが違うだけ) |
| CDエナジーダイレクト(ポイントでんき) | 電気料金の帯ごとに還元。楽天ポイントを選んだ場合(ポイントでんき(R))は5,000円未満1%〜15,000円以上6%。dポイント・Vポイントも選べる | 変わらない。重要事項説明書に支払い方法を条件にする記述はなく、プランへの加入が条件 |
| ドコモでんき | 電気料金100円(税抜)につきdポイント還元。回線契約やdカードの有無で率が変わる | 変わらない。回線契約やdポイントクラブ会員登録などで決まり、支払い方法は条件にない |
出典:楽天モバイル・ENEOS Power・CDエナジーダイレクト・NTTドコモの各公式ページ(2026-09-07〜2026-09-26確認)

出典:各社の公式情報・重要事項説明書(2026-09-26確認)
つまり、この記事で確認した会社の多くは「口座振替かクレジットカードか」で損得は付きません。楽天でんきだけ、口座振替を選ぶとポイントがまるごと0円になります。

出典:楽天モバイルの公式ページ(2026-09-07確認)。当サイトの計算
月8,000円の電気代を楽天でんきで払う場合、口座振替なら0円、クレジットカード払いなら月120円相当(電気側0.5%+楽天カード側1%)で、1年では1,440円相当の差になります。 楽天でんき以外の3社は、口座振替でもポイントの種類・率は変わりません。
払込票(コンビニ払い)は、これとは別の話です。 発行手数料がかかる会社があり、しかも楽天でんきのようにポイントの対象からも外れます。 手数料は前の章のとおり年間で2,640〜4,140円になります。銀行口座やクレジットカードを登録したくない、現金で管理したいといった理由があれば払込票を選ぶ人もいますが、金額だけで比べるなら口座振替かクレジットカードのほうが有利です。
どのポイントも、電気料金の一部(再エネ賦課金や調整費など)を還元の対象から除く会社があるので、還元の対象範囲は各社のページで確認してください。
会社を乗り換えると、支払い方法の選択肢自体が変わることもあります。乗り換えの手順は電力会社を乗り換えるとどうなるかにまとめています。
新電力はカードだけの会社がありますか?
あります。この記事で確認できた範囲では、Looopでんきの市場連動型プランとニチガスの一部プランが、口座振替や払込票を選べません。
- Looopでんき(スマートタイムONE):特定商取引法に基づく表記で、支払方法はクレジットカード払いのみと定めています
- ニチガス(でガ割でんき):お支払い方法は口座振替またはクレジットカード支払いのみに対応しており、払込票は選べません
クレジットカードを持っていない人や、家族名義のカードで支払いたい人は、契約前に支払い方法を確認したほうがよい会社もあるということです。 断定はできませんが、価格の安さを前面に出す新規参入の会社ほど、口座振替や払込票への対応にコストをかけず、クレジットカードに絞る傾向が見られます。
すべての新電力を確認できたわけではありません。契約前に、公式サイトの「お支払い方法」のページで確認してください。
払込票の支払期限はどうなっていますか?
東京電力の約款では、支払期日は請求が発生した日の翌日から30日以内です。この期限は、ほとんどの場合、口座振替・クレジットカード・払込票のどれでも同じ扱いです。
東京電力の特定小売供給約款は、「お客さまの料金は、支払期日までに支払っていただきます」「支払期日は、支払義務発生日の翌日から起算して30日」と定めています。 例外が1つあり、払込(振込)で支払う場合で料金が1,000円を下回るときは、翌月の料金とあわせた支払いになることがあります(あらかじめ不要と申し出れば別)。 それ以外は、支払い方法によって期限が変わるという定めはありません。 新電力の期限はこの記事で確認した範囲では会社ごとの案内に譲ります。約款や重要事項説明書の「料金の支払期日」の項目で確認してください。
PinTでんきの重要事項説明には、もう1つ注意点があります。 口座振替またはクレジットカードを申し込んでも、手続きが完了するまでは払込票払いになることがあるという定めです。 切り替えの直後は、しばらく払込票の請求が届く可能性があります。
まとめ
- 電気代の支払い方法は口座振替・クレジットカード・払込票(コンビニ・振込用紙)・スマホ決済の4つ。会社によって使えない方法がある
- 東京電力の約款に「口座振替割引」という定めは無い。差が付くのは払込票側で、PinTでんき300円・コスモでんき345円・CDエナジーダイレクト220円の発行手数料が確認できた(毎月かかるとすれば年2,640〜4,140円)
- ポイントは多くの会社で口座振替でも同じだけ付く(ENEOSでんき・CDエナジーダイレクト・ドコモでんきで確認)。例外は楽天でんきで、口座振替だとポイントが0円になる
- 払込票は手数料がかかるだけでなく、ポイントの対象からも外れることがある(楽天でんきで確認)。金額だけで比べるなら、口座振替かクレジットカードのほうが有利
- Looopでんきの市場連動型プランやニチガスの一部プランのように、口座振替や払込票を選べず、クレジットカードだけの会社もある
支払い方法だけでなく、プランそのものを見直すなら、いまの会社を選んで比べられるのが比較ページです。