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燃料費調整額とは?エリア・会社で違う今月の単価と上限の有無

公開 2026年9月1日 / 最終更新 2026年9月26日

この記事の結論(2026年9月分・国の支援を除いた単価)

1. 今月の単価は、大手電力の規制料金で沖縄▲10.27円から中部+2.63円/kWhまで。関東は▲6.46円です。

2. 法令の上限は規制料金だけ。今月は関西・九州で上限が効いています。自由料金の多くは上限がありません。

3. 確かめ方は、明細の会社名・プラン名・対象月を見て、下の表か会社のお知らせと照らすことです。

調整費の大小だけでは、どこが安いかは決まりません。単価表と足した総額で比べます。

いまの会社を選んで、上限の有無と総額を確かめる
全国10エリアで、2026年9月分の試算を並べます。いまの契約との差額は、プランが分かったときに出します。店舗・事業所の方は低圧の比較へ。

電気料金の明細(「電気ご使用量のお知らせ」)の「燃料費調整額」は、燃料価格の上下を電気代に足し引きする行です。 金額は「調整単価×使った量」で、単価がマイナスなら値引きです。以下、この行を「調整費」と呼びます。

エネチェックは電力会社ではない、電気料金の比較サイトです。数字は各社の毎月のお知らせと約款を編集部が開いて確かめ、取得元つきで登録しています(編集方針)。

今月の単価を見る / 明細と照合する / 会社ごとの差を見る

燃料費調整額は、今月いくらですか?

2026年9月分は、大手電力の規制料金で沖縄▲10.27円から中部+2.63円/kWhまで。エリアでプラスとマイナスが分かれます。

表示中:2026年9月分(1kWhあたり)。大手電力の規制料金と、自由料金の代表例です。エリア名から各社の公式のお知らせを開けます。 「規制料金」「自由料金」は国の支援(全エリア共通で4.50円/kWhの値引き)を除いた値、「明細の値」は支援を引いた後の、明細に載る規制料金の単価です。*は法令の上限で頭打ちになった単価です。

エリア規制料金明細の値自由料金260kWh
北海道▲4.99円▲9.49円▲4.99円▲1,297円
東北▲7.24円▲11.74円▲7.24円▲1,882円
関東▲6.46円▲10.96円▲6.46円▲1,680円
中部+2.63円▲1.87円+2.63円+684円
北陸▲6.67円▲11.17円▲6.67円▲1,734円
関西+2.24円*▲2.26円+3.80円+582円
中国▲8.43円▲12.93円▲8.43円▲2,192円
四国▲5.67円▲10.17円▲5.67円▲1,474円
九州+1.96円*▲2.54円+2.06円+510円
沖縄▲10.27円▲14.77円▲10.27円▲2,670円

出典:各社の2026年9月分の燃料費調整単価のお知らせ(大手電力10社、ENEOS Power)。月260kWhの額は当サイトの計算

多くのエリアでは規制料金と自由料金が同じ単価で、関西と九州だけ規制料金が上限で止まっています。

  • 規制料金:各エリアの大手電力(北海道電力〜沖縄電力)の従量電灯B。関西・中国・四国は従量電灯A、沖縄は従量電灯
  • 自由料金:燃料費調整型のプランで、最も多くの会社が使っている単価(代表例)。大手電力の自由料金と同じ値で、関東ならENEOSでんき・東京ガス・ドコモでんきなども同じです。すべての自由料金に当てはまるわけではありません(当サイトに登録した会社で数えました)
  • 明細の値:明細の単価と比べるときはこの列。会社によっては支援を別の行で引くので、明細にどちらが載っているかを確かめてください
  • 260kWh:規制料金の調整費の月額。単価に、東京電力が平均モデルに使う260kWhを掛けた目安です。使う量が倍なら、額もほぼ倍になります
  • 北海道・東北・中国・九州・沖縄の値は、同じ行で請求される離島ユニバーサルサービス調整単価を含みます

同じ会社でも、エリアが違えば単価が違います。ENEOSでんきは、関東で▲6.46円、関西で+3.80円です(2026年9月分)。 過去の月の単価は燃料費調整は、実際どれだけ動いてきたのかで並べています。自分のエリアで会社ごとに並べるなら、比較ページでエリアを選んでください。

明細には、国の支援を引いた単価が載る

東京電力の2026年9月分は、明細に載る単価が▲10.96円/kWhです。うち▲4.50円は国の支援です。

東京電力の2026年9月分の調整単価▲10.96円/kWhは、燃料の分▲6.46円と国の支援▲4.50円を足した値であることを示す図

出典:東京電力エナジーパートナー「燃料費調整単価等一覧(低圧)」「2026年9月分電気料金の燃料費調整等について」

東京電力・北陸電力・四国電力などは、国の支援の値引きを調整単価に含めて公表しています。 明細の単価と上の表が4.50円ずれていたら、それは支援の分です。

東京電力の平均モデル(30A・月260kWh)で、2026年9月分の請求を中身ごとに分けるとこうなります(当サイトの計算)。

明細の項目金額(月)会社で違うか
基本料金(30A)935円違う
電力量料金(260kWh)8,672円違う
調整費(燃料の分 ▲6.46円/kWh)▲1,680円違う
再エネ賦課金(4.18円/kWh)1,087円全社共通
国の支援(4.50円/kWhの値引き)▲1,170円全社共通
合計7,844円

計算の前提:東京電力 従量電灯B・30A・月260kWh(東京電力が燃料費調整のお知らせで使う平均モデル)。端数は四捨五入です。東京電力の公表例は円未満を切り捨てるため、合計が1円違います。

明細の「燃料費調整額」の行には、調整費と国の支援を足した▲2,850円が載ります。 10月分は、東京電力の燃料の分が▲5.80円/kWh、支援が3.50円/kWhで、公表値は▲9.30円/kWhです。

自分の明細で確かめる手順は3つです。

  1. 明細の「燃料費調整額」の行で、単価(円/kWh)と「◯月分」を見る。引き落とし月ではなく、明細に書かれた「◯月分」で合わせる
  2. 会社名とプラン名を見る。「従量電灯」なら規制料金、それ以外の多くは自由料金
  3. 会社の「燃料費調整単価のお知らせ」で同じ月の値を探す。支援込みの値か、支援を除いた値かを見分ける(上の表の「明細の値」は支援込み)

燃料費調整額とは何ですか?

発電に使う燃料の輸入価格の上下を、使った電気の量に応じて毎月の電気代に足し引きする項目です。

請求額は「調整単価(円/kWh)× その月に使った量(kWh)」です。単価がプラスなら足され、マイナスなら引かれます。

東京電力の2026年9月分は、2026年4〜6月の平均燃料価格50,800円/klが基準の86,100円/klを下回り、調整単価は▲6.46円/kWhになったことを示す図

出典:東京電力エナジーパートナー「2026年9月分電気料金の燃料費調整等について」、特定小売供給約款。図の計算は当サイト

燃料の値段が基準より安いとマイナス、高いとプラスになり、3〜5か月遅れで電気代に届きます。

単価そのものの決まり方は、規制料金では次の4つです。

  • 平均燃料価格:原油・LNG・石炭の輸入価格(貿易統計)を混ぜた値。各月の3〜5か月前の3か月平均
  • 基準燃料価格:料金を決めたときの燃料価格。会社とプランごとに違う
  • 基準単価:燃料価格が1,000円/kl動いたとき、1kWhあたり何円動くかを決める係数。東京電力の従量電灯Bは18銭3厘
  • 調整単価 =(平均燃料価格 − 基準燃料価格)× 基準単価 ÷ 1,000

大手電力の規制料金には、この仕組みを置くことが義務づけられています(資源エネルギー庁)。 自由料金の調整費は、各社が約款で決めています。

燃料費調整額がマイナスになるのはどういう時ですか?

燃料の値段で動く部分は、平均燃料価格がその会社の基準燃料価格を下回った月にマイナスになります。

明細の単価には国の支援も混ざるので、ここでは支援を除いた、燃料で動く部分の話をします。

大事なのは、基準燃料価格が会社ごとに違うことです。 東京電力の従量電灯BとENEOSでんきは86,100円/kl、グリーンオクトパスは44,200円/klです。

基準が低いほど、同じ燃料価格でも単価はプラス側に出ます。 「マイナスの月」かどうかは燃料の値段だけで決まらず、契約している会社の基準でも決まります。

調整費がどれだけ動いてきたかの推移は、燃料費調整は、実際どれだけ動いてきたのかで過去の実績を並べています。

燃料費調整額は電力会社によって違いますか?

違います。同じ関東の2026年9月分でも、会社によってマイナスとプラスに分かれました。

2026年9月分の調整単価。東京電力など6社は▲6.46円、グリーンオクトパス+5.78円、楽天でんき+9.06円、HTBエナジー+17.18円

出典:各社の2026年9月分の燃料費調整単価・市場価格調整単価のお知らせ、シンプルオクトパスの料金メニュー定義書

関東(東京電力エリア)の主な家庭向けプランの、毎月変わる調整単価です(国の支援を除いた値)。プラン名から各社の9月分のお知らせを開けます。 名前と決まり方は会社ごとに違い、すべてが燃料の輸入価格で決まるわけではありません。同じ会社でもプランで条件が違うので、明細のプラン名まで合わせてください。

会社・プラン(何で決まるか)9月分
東京電力 従量電灯B・スタンダードS
燃料の輸入価格
▲6.46円
ENEOSでんき 東京Vプラン
燃料の輸入価格
▲6.46円
CDエナジーダイレクト ベーシックでんき(中部電力ミライズと大阪ガスの合弁)
燃料の輸入価格
▲6.46円
東京ガス 基本プラン
燃料の輸入価格
▲6.46円
ドコモでんき Basic
燃料の輸入価格
▲6.46円
PinTでんきB(東京電力エナジーパートナーの100%子会社)
燃料の輸入価格
▲6.46円
シンプルオクトパス(東京ガスと英国オクトパスエナジーの合弁)
調整費の仕組みが無い
0円
グリーンオクトパス
燃料の輸入価格(基準が低い)
+5.78円
楽天でんき プランS
電力市場(JEPX)の月平均
+9.06円
HTBエナジー ベーシックプラン
燃料の分+独自の電源調達調整単価
+17.18円

同じエリア・同じ月でも、調整単価は▲6.46円/kWhから+17.18円/kWhまで開いています。 ただし総額の差ではありません。総額は、後の章で単価表と足して比べます。

違いの出どころは3つです。

  • 基準の違い:同じ「燃料費調整」でも、基準燃料価格が違えば単価の符号まで変わる
  • 中身の違い:楽天でんきは燃料ではなく電力市場の月平均で決まる。HTBエナジーは燃料の分に独自の単価を足す
  • 名前は当てにならない:「燃料費等調整額」「市場価格調整額」と名前が似ていても、式は別物

見分ける目安は、約款の計算式に「日本卸電力取引所(JEPX)」が出てくるかどうかです。出てくれば、市場の値段で動く部分があります。市場で動く型は市場連動型プランは誰に向いていて、誰に向かないのかで説明しています。

燃料費調整額がない会社はありますか?

あります。ただしこの記事で見た関東の主なプランでは、シンプルオクトパスだけです。料金の定義書に燃料費調整の条項がありません。

燃料の値段が上がっても下がっても、単価表の金額のままです。そのかわり、調整費がマイナスの月は、その分の値引きも受けられません。

注意点は、12か月後にグリーンオクトパスへ自動で切り替わることです。グリーンオクトパスには調整費があり、2026年9月分は+5.78円/kWhでした。

Looopでんきのスマートタイム ONE のような市場連動型は、電力量料金そのものが市場の値段で30分ごとに動きます。調整費の仕組みとは別物で、「変わらない」わけではありません。

いま契約している会社に、調整費の上限はありますか?

法令で上限があるのは規制料金だけです。自由料金は会社ごとに違い、多くは上限がありません。

上限とは、平均燃料価格がどれだけ上がっても、一定の値で止めて計算する仕組みです。上限には2種類あり、強さがまったく違います。

上限の種類決めているもの無くせるか
法令の上限規制料金(従量電灯B・C、低圧電力)の燃料費調整。平均燃料価格を基準燃料価格の1.5倍で止める上限をなくすなど利用者に不利な変更には、国の認可が要る
約款の上限自由料金で、会社が任意に置くもの。何を止めるかは会社ごとに違う約款の変更で撤廃できる

東京電力の従量電灯Bは、平均燃料価格が129,200円/klを上回る月は129,200円/klとして計算します。 これが法令の上限です。

2026年9月分も、関西と九州で上限が効いている

上限は昔の話ではありません。2026年9月分は、関西電力と九州電力の規制料金が、平均燃料価格の上限で計算されています。

エリア規制料金(上限あり)燃料費調整型の自由料金月260kWhの差
関西+2.24円/kWh+3.80円/kWh406円
九州+1.96円/kWh+2.06円/kWh26円

出典:関西電力・九州電力・ENEOS Powerの2026年9月分の燃料費調整単価。月額の差は当サイトの計算

同じ関西でも、上限のある規制料金は、上限のない自由料金より調整費が1kWhあたり1.56円低く止まっています。 ただしこれも調整費だけの差で、基本料金や電力量料金まで足した総額の差ではありません。

関東の主な会社の上限

関東の主な家庭向けプランを、約款と重要事項説明書で確かめた結果です(2026年9月時点)。どれも調整費や市場価格の部分を止める仕組みで、電気代の総額に上限があるわけではありません。

会社・プラン調整費の上限
東京電力 従量電灯B(規制料金)あり(法令)
楽天でんき プランSあり(約款。調整費の計算に使う市場価格の月平均を30円/kWhで止める)
Looopでんき スマートタイムONEあり(約款。市場で決まる電源料金の月平均の単価が128円/kWhを超えた分を還元。対象は月120kWhまで)
東京電力 スタンダードSなし
ENEOSでんき・CDエナジーダイレクト・東京ガス・ドコモでんき・PinTでんきなし
HTBエナジー・グリーンオクトパスなし
シンプルオクトパス調整費そのものが無い

約款の上限は、実際に撤廃されてきました。 中部電力ミライズは2022年12月分から、おとくプランなど低圧の自由料金メニューの上限を廃止し、PinTでんきも2023年5月請求分から撤廃しています。

上限は、燃料が大きく上がった月にいくら違ったのか

2023年1月分の東京電力。法令の上限がある従量電灯Bは5.13円、上限のないスタンダードSは12.99円で、260kWhなら月2,044円の差

出典:東京電力エナジーパートナー「燃料費調整のお知らせ(2023年1月分)」。月額の差は当サイトの計算

燃料が大きく上がった2023年1月分は、同じ東京電力で調整費だけ月2,044円の差がつきました。

この月の平均燃料価格は100,200円/klで、当時の上限66,300円/klを超えていました。 上限のある従量電灯Bは5.13円/kWh、上限のないスタンダードSは12.99円/kWhです(260kWhで計算)。

上限は、燃料が大きく上がった月にだけ効く保険です。 いまの会社にこの保険があるかは、燃料費調整の「上限」は、会社によって意味がまったく違うで見分け方を説明しています。

自分の会社を選ぶと、上限の有無と2026年9月分の金額が並ぶのが比較ページです。

切り替えたのに安くならなかったのはなぜですか?

単価表だけで比べて選んだ場合、調整費まで足すと順位が入れ替わることがあります。

30A・260kWhの2026年9月分の試算。単価表だけではグリーンオクトパス6,611円が3つで最も安いが、調整費まで足すと東京電力7,844円が最も安い

出典:各社の約款・料金表と2026年9月分の調整単価から当サイトが計算。再エネ賦課金4.18円/kWhと国の支援4.50円/kWhを含む

以下は、調整費の型が違う3プランを並べた例で、全社の順位ではありません。 上限のある規制料金(東京電力 従量電灯B)、基準燃料価格が低いプラン(グリーンオクトパス)、燃料の分に独自の単価を足すプラン(HTBエナジー)です。

30A・260kWhの条件で、2026年9月分を試算しました(関東、当サイトの計算)。実際の請求は、検針期間の日数や割引などで変わります。

プラン基本料金+電力量料金調整費・賦課金・支援などを反映した月額
グリーンオクトパス6,611円(3つで最も安い)8,031円
HTBエナジー ベーシックプラン7,986円12,702円
東京電力 従量電灯B9,607円7,844円(3つで最も安い)

単価表で最も高かった東京電力が、調整費まで足すと3つの中で最も安くなりました。

左右の差は、調整費だけではありません。右の月額は、再エネ賦課金(全社共通)と国の支援(全社共通)も含みます。グリーンオクトパスの基本料金は日額なので、30日分で計算しました。HTBエナジーは、単価表に載らない容量拠出金反映額(月332円)も足しています。

グリーンオクトパスは調整費が+5.78円/kWhで1,503円、HTBエナジーは+17.18円/kWhで4,467円が足されます。 この例のグリーンオクトパスは、電力量料金の単価が低いぶん、調整費がプラスに出ています。調整費がプラスでも、総額が必ず高いとは限りません。

調整費まわりで考えられる原因は、次の3つです。

  • 調整費の型が違った:燃料型から市場型に移ると、市場の値段で動く
  • 基準が違った:同じ燃料型でも、基準が低いとプラスに出やすい
  • 上限が無かった:燃料が大きく上がった月に、規制料金より高くなる

もちろん、調整費以外の理由もあります。使った量が増えた、国の支援の額が変わった、割引の期間が終わった、などです。 まず明細で、前の年の同じ月と使用量(kWh)を比べてください。使用量が同じで金額が上がっていれば、単価・調整費・再エネ賦課金・国の支援のどれかが変わっています。

この順位は2026年9月分・この3つのプランの例です。調整費は毎月変わるので、順位は月によって入れ替わることがあります。 ある月に安かったことは、切り替えた後も安いことを約束しません。解約金や特典の条件も合わせて見てください。

同じ使用量で、いまの契約と比べるなら比較ページでエリアといまの会社を選んでください。会社名だけでは料金を特定できないので、いまの契約との差額は、プランが分かったときに出します。

店舗・事業所の燃料費調整額は、家庭と違いますか?

東京電力・関西電力の低圧なら、店舗・事業所も1kWhあたりの調整単価は家庭と同じです。違うのは使う量です。

東京電力の燃料費調整のお知らせでは、規制料金の単価が従量電灯と低圧電力に共通でかかります。関西電力のお知らせも、従量電灯A・Bと低圧電力に同じ単価です。 自由料金の単価も、スタンダードSと動力プランに共通です。

東京電力の2026年9月分は、低圧電力(動力)も電灯の契約も▲6.46円/kWh(国の支援を除く)で、家庭と同じ単価です。ほかの会社の法人向けプランは、約款ごとに確かめる必要があります。 低圧電力は規制料金なので、法令の上限もあります。

調整費は使った量に比例します。仮に月1,000kWh使う店舗なら、2023年1月分の上限の有無の差(1kWhあたり12.99円と5.13円の差)は、月7,860円になります(当サイトの計算)。

店舗の請求書で見るところは家庭と同じです。「燃料費調整額」の行の単価と、契約が規制料金か自由料金かを確かめてください。 契約容量(kVA)や契約電力(kW)と使用量が分かれば、店舗・事業所の低圧の比較で調整費まで足した金額を並べられます。

まとめ

  • 燃料費調整額は、燃料の輸入価格の上下を、使った量に応じて毎月足し引きする項目。反映は3〜5か月遅れ
  • 2026年9月分は、大手電力の規制料金で沖縄▲10.27円から中部+2.63円/kWh(国の支援を除く)。明細の単価には支援が混ざっていることがある
  • 同じ関東の同じ月でも、会社で▲6.46円から+17.18円まで分かれる。基準燃料価格と式が会社ごとに違うから
  • 法令の上限は規制料金だけで、2026年9月分は関西・九州で効いている。自由料金の上限は約款しだいで、撤廃された例がある
  • 単価表の順位と総額の順位は入れ替わる。対象月の調整費まで足した総額で比べる

自分のエリアといまの会社を選ぶと、上限の有無と2026年9月分の金額が並ぶのが比較ページです。

よくあるご質問

Q. 電力会社を変えると、燃料費調整額の欄はなくなりますか。

A. ほとんどの会社で残ります。名前が「燃料費等調整額」「市場価格調整額」などに変わるだけで、計算式は会社ごとに違います。調整費の欄そのものが無いのは、この記事で見たなかではシンプルオクトパスと、電力量料金そのものが市場の値段で30分ごとに動くLooopでんき(スマートタイムONE)です。

Q. 電力会社を変えると、停電しやすくなりますか。

A. なりません。電気を届ける送配電網は、どの会社と契約しても同じ設備です。資源エネルギー庁も、停電の可能性などの電気の品質や信頼性は、どの会社から電気を買っても同じだと説明しています。

Q. 上限のある規制料金に戻すと、解約金はかかりますか。

A. いまの会社の定めによります。HTBエナジーは供給開始から1年未満の解約で1,100円の違約金がかかります。ENEOSでんきは「にねん とく 2 割」に加入している場合だけ、更新月以外の解約で1,100円の解約手数料です。楽天でんきとLooopでんきは、解約に手数料や違約金はかからないと案内しています。

店舗・事業所の電気代を、実際の請求額で比べます

基本料金と電力量料金の単価表だけでは、支払う総額は比べられません。対象月の調整費と、容量拠出金など単価表に載らない費目まで足して比べます。 電気料金の明細を1枚お送りいただければ、調整費を含めた実際の請求額で比較し、相性の良い3〜5社の見積もりを1枚にまとめてお返しします。
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1お住まい
2いまの会社
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内訳を見る・条件を保存する(比較ページへ)→

出典

料金・調整費は各社が変更します。上記の確認日以降に改定されている場合があります。 申込前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。 本記事の最終更新: 2026年9月26日。