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電気代の夏の平均12,442円。冬より安い理由と今月の実額

公開 2026年9月26日 / 最終更新 2026年9月26日

この記事の結論(総務省統計局「家計調査」2025年・2026年9月分の試算)

1. 夏(7〜9月)の電気代の平均は、二人以上世帯で12,442円、一人暮らしで6,822円です。

2. 実は、冬(1〜3月)のほうが夏より高くなっています。二人以上世帯で1.29倍、一人暮らしで1.36倍です。

3. 2026年9月分・450kWh使う家庭の目安(関東)は、東京電力の規制料金で14,398円。全国10エリアでは12,407円〜18,051円まで開きます。

1・2は総務省統計局の統計、3は当サイトの在庫から条件をそろえて計算した目安の試算です。ご家庭の請求額が高いかどうかを判定する基準ではありません。冷房の電気代の内訳は[エアコンの電気代](/articles/aircon-denkidai/)、24時間つけっぱなしの場合は[エアコンつけっぱなしの電気代](/articles/aircon-tsukeppanashi/)で計算しています。

自分の使用量で、いまの契約と比較する
明細がなくても、暮らし方から概算できます。プランが分かれば、いまの契約との差額も出します。

夏の平均は、一人暮らし6,822円・二人以上世帯12,442円です(2025年7〜9月、総務省統計局「家計調査」)。 「夏は高い」と感じたら、まず前年同月の電気料金の明細で使用量(kWh)を確かめてください。使用量が増えていれば冷房などの使い方、 使用量が同じくらいなのに金額が増えていれば単価・調整費・賦課金・支援の変化が理由です。

エネチェックは電力会社ではない、電気料金の比較サイトです。数字は家計調査の統計と各社の約款・お知らせを編集部が開いて確かめ、取得元つきで登録しています(編集方針)。

夏の電気代の平均は、いくらですか?

2025年の7〜9月平均は、二人以上世帯で12,442円、一人暮らしで6,822円です。

月別の電気代の平均(二人以上世帯・全国)。1月14.9千円から12月11.5千円まで、7〜9月の橙のバーが1年でいちばん低いことを示す棒グラフ

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」詳細結果表 月次 2025年1〜12月 表番号1-1(全国)

区分夏(7〜9月)の平均年間平均
二人以上世帯(全国。世帯人数を問わない)12,442円13,219円
単身世帯(一人暮らし。2025年7〜9月期)6,822円—

出典:総務省統計局「家計調査」二人以上の世帯 月次表番号1-1(2025年)、単身世帯 四半期表番号1(2025年7〜9月期)

※統計の仕様上、二人以上世帯は月別、一人暮らしは3か月ごと(四半期)の平均値です。世帯人数(2人・3人・4人…)ごとの月別の内訳は公表されていません。 ※家計調査の「7〜9月」は、その月に支払った金額の平均です。電気料金の明細(検針)は使用期間より遅れて届くため、厳密には8〜9月の使用分が中心と考えられますが、家計調査自体は検針日までは特定していません。 世帯人数ごとの年間の平均(1人〜6人以上)は、電気代の平均は月いくら?にまとめています。

夏と冬の電気代は、どちらが高いですか?

実は、冬(1〜3月)のほうが夏より高くなっています。二人以上世帯で1.29倍(16,005円/12,442円)、一人暮らしで1.36倍(9,295円/6,822円)です。

夏と冬の電気代の比較。二人以上世帯は夏12,442円・冬16,005円、単身世帯は夏6,822円・冬9,295円の棒グラフ

出典:総務省統計局「家計調査」二人以上の世帯 月次表番号1-1(2025年)、単身世帯 四半期表番号1(2025年7〜9月期・1〜3月期)

一人暮らしでも二人以上世帯でも、冬のほうが夏より3〜4割高いという同じ傾向が出ています。暖房(灯油・ガスを含む世帯もある)と冷房の使い方の違いによる季節差で、 これから電気代が上がる・下がるという予測ではありません。

とはいえ、この平均は家計全体の目安で、ご家庭の請求額が高すぎるかを判定する基準ではありません。 「去年の夏より高い」と感じたら、まず前年同月の電気料金の明細で使用量(kWh)を確かめてください。

  • 使用量が増えている:冷房などの使い方が変わっていないか確認します(次の章で計算します)
  • 使用量は同じくらいなのに金額が増えている:単価・調整費・賦課金・支援の変化が理由です(このあとの章で今月の目安を計算します)

エアコンの冷房は、いくらかかりますか?

主に6畳用のエアコンでは、1時間約14.33円、1日8時間で月3,438円、24時間つけっぱなしで月10,315円です(2026年9月分・関東の目安)。

家計調査の統計では夏は1年でいちばん低いのに「夏は高い」と言われやすいのは、冷房のこうした金額が「普段の生活費への上乗せ」として目立つためだと考えられます。 暖房も同じくらい電気代がかかりますが、灯油やガスで暖房する世帯もあるため、電気代としては目立ちにくいという事情もあります。

使い方1か月の目安(冷房)
1時間約14.33円
1日8時間×30日3,438円
24時間つけっぱなし×30日10,315円

出典:パナソニック「エアコン特選カタログ」(Eolia Xシリーズ。6畳用CS-X226Dの冷房の定格消費電力425W)、東京電力エナジーパートナーの2026年9月分の単価(エアコンの電気代・エアコンつけっぱなしの電気代で計算)

機種(畳数)ごとの目安、外出時に消すべきかの実験結果はエアコンの電気代とエアコンつけっぱなしの電気代にまとめています。

今月(2026年9月分)の目安は、いくらですか?

450kWh使う家庭(3〜4人家族・日中も誰かいる目安)では、関東の東京電力・規制料金は14,398円です。全国10エリアでは12,407円〜18,051円まで開きます。

これは平均支出ではなく、エリア・使用量・契約をそろえて計算した目安の試算です。自宅と比べるときは、電気料金の明細にある使用量(kWh)に近い条件で見てください。

2026年9月分の目安14,398円の内訳(関東・450kWh)。基本料金1,247円・電力量料金16,202円・調整費−2,907円・再エネ賦課金1,881円・政府の支援−2,025円の棒グラフ

出典:東京電力エナジーパートナー「特定小売供給約款」「燃料費調整単価等一覧」(2026年9月分)、経済産業省の電気・ガス料金支援

2026年9月分は、燃料費調整額そのものは1kWhあたりマイナス(値引き)ですが、政府の支援(4.50円/kWh)も別枠で引かれています。 支援は10月分から3.50円/kWhに下がることが、すでに東京電力エナジーパートナーから公表されています(11月分以降はまだ公表されていないため、この記事では触れません)。

2026年9月分の目安は、エリアで12,407円〜18,051円。北海道が最も高く、関西が最も安い棒グラフ(3〜4人家族・日中も誰かいる目安)

出典:各エリアの大手電力の特定小売供給約款・燃料費調整単価のお知らせ(2026年9月分)

関東エリアで、当サイトの在庫(34プラン)のうち条件をそろえて計算していちばん安かったのが、TERASELでんきの「超TERASEL東京B」でした。

比較(関東・月450kWh・40A)金額
東京電力(規制料金)14,398円
TERASELでんき 超TERASEL東京B(在庫34プラン中の最安)13,285円
差額1,113円

2026年9月分の調整費・支援を反映した、当サイトの在庫の範囲内での比較です。特典は順位に含めていません。 いまお使いの会社やプランによっては、この差額どおりに安くなるとは限りません。差はエリアによって234円(関西)から2,611円(北海道)まで開いています。 世帯人数が違う場合の目安や、全国10エリアの一覧・会社の公式ページへのリンクは電気代の平均は月いくら?、または比較ページで確かめられます。

夏の電気代を、我慢せずに下げる方法はありますか?

冷房を我慢する前に、フィルターの掃除と室外機まわりの風通しを確認してください。そのうえで、使う時間・設定温度・契約の3つを見直せます。

  • フィルターの掃除・室外機まわりの風通し:目づまりや室外機の周りの荷物・直射日光は、エアコンの効きを悪くします。道具も費用もかからず、まず確認できる項目です
  • 使う時間を見直す:冷房を1日1時間減らすと、6畳・関東の目安で月約430円の節約になります(2026年9月分の単価。エアコンの使用分だけの増分)。暑い時間帯に無理に消す必要はありません
  • 設定温度を1℃上げる:資源エネルギー庁の試算では、冷房の設定温度を27℃から28℃に上げると、年間で約30.24kWh・約940円の節電になります(外気温31℃・2.2kW機・1日9時間使用の条件)。体調に合わせて無理のない範囲で
  • 契約(会社)を見直す:関東の目安で月1,113円、北海道では月2,611円の差があります(在庫でいちばん安いプランとの比較)

上の4つは、期間と前提が異なる試算です(月額・年間が混ざっています)。金額の大小をそのまま比べて優先順位を決めることはできませんが、 フィルター掃除・使う時間・設定温度は今日からできる工夫、契約の見直しはまとまった金額になりやすいという違いがあります。 自分のエリア・世帯の目安で契約の見直しの金額を確かめるなら、比較ページでエリアと暮らしの型を選んでください。

まとめ

  • 夏(7〜9月)の電気代の平均は、二人以上世帯で12,442円、一人暮らしで6,822円(総務省統計局「家計調査」2025年)
  • 実は冬(1〜3月)のほうが高い。二人以上世帯で1.29倍、一人暮らしで1.36倍
  • 冷房の電気代は、6畳のエアコンを1日8時間使うと月3,438円、24時間つけっぱなしで月10,315円(2026年9月分・関東の目安)
  • 2026年9月分の目安は、3〜4人家族・関東で14,398円。全国10エリアでは12,407円〜18,051円まで開く
  • 下げる工夫は、フィルター掃除・使う時間・設定温度(今日からできる)と、契約の見直し(まとまった金額になりやすい)

自分のエリア・世帯の目安で、今月の目安を確かめるなら比較ページでエリアと暮らしの型を選んでください。 世帯人数ごとの年間の平均は電気代の平均は月いくら?にまとめています。

よくあるご質問

Q. 賃貸のアパートでも、電力会社を変えて夏の電気代を下げられますか。

A. 入居者本人が電力会社と個別に契約している賃貸なら、原則として変えられます。大家さんや管理会社の承諾も工事も要りません。ただし、建物全体で一括受電しているマンションなどは、個別に電力会社を選べないことがあります。契約状況が分からないときは、電気料金の明細に記載の会社名で確認してください。

Q. 電力会社を切り替えるとき、解約金はかかりますか。

A. プランによります。旧一電の規制料金には解約金の定めがありませんが、新電力の一部プランには最低契約期間内の解約に違約金があります。会社ごとの金額は[電力会社の解約金](/articles/denki-kaiyaku/)にまとめています。

Q. 電気・ガス料金支援は、夏が終わったらすぐ無くなりますか。

A. 2026年9月分は4.50円/kWh、10月分は3.50円/kWhと、すでに東京電力エナジーパートナーが公表しています。11月分以降はまだ公表されていないため、この記事では触れません(予測はしません)。

Q. 「1kWhあたり27〜31円」の目安で計算するのと、何が違いますか。

A. 27〜31円/kWhは全国一律の目安単価で、月や地域によって変わりません。この記事は、各社の約款と2026年9月分の調整単価から、実際の請求額を計算しています。エリアや月が変われば単価も変わります。

Q. 夏の電気代が去年より高いと感じたら、まず何を確認すればよいですか。

A. 前年同月の電気料金の明細で、使用量(kWh)を比べてください。使用量が増えていればエアコンなどの使い方、使用量が同じなのに金額が増えていれば調整費・賦課金・支援の変化が理由です。

ご家庭の方は、ここで比べられます

いまの契約と比べて、月いくら変わるか明細は要りません。会社が分からなければ「わからない」で、安い順だけ出ます
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出典

料金・調整費は各社が変更します。上記の確認日以降に改定されている場合があります。 申込前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。